良寛椿のつぶやき
2021/04/06
活動レポート
良寛と別れて随分長く生きたもんじゃ。
一時はもうだめかと思ったが、心ある人たちが気付いて
「良寛椿の会」を作ってくれて 手厚い手当を受け助けてもらった
のじゃよ。こうして生きているのが不思議なくらいじゃ。今年は
少し元気を取り戻したので 爺の花を咲かせることができたの
じゃ。とても 有り難いことじゃ。
4月4日に標柱立柱式まで催してくれた。わしにとっては恵の雨じや
ったが、この雨の中大勢の人たちが駆けつけてくれた。伊東市長も
来てくれてわしの存在に励ましの祝辞を頂いた、うれしかったなあ
~。しかし何といっても司会の田邉智子さんの越天楽「春やよいの
この良き日 良寛椿を愛でましょう」の吟唱にはしびれた。
立派な標柱ができたので これからはもっと多くの人たちが、わし
に会いに来てくれるじゃろう。念願の良寛椿の森 わしの子孫の森
が実現しそうじゃ。わしも もっと長生きして名実ともに玉島の
ために役立ちたいと思っておる。本当に感謝でいっぱいじゃ。
ありがとうよ。