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椿
菓子白花 菓子『珠(しゅ)』玉島高校 三宅 櫻さん 器『包(つつみ)』岡山県立大学 高橋優海さんの作品(№6)
2021/09/15
広げよう応援の輪

№6 『珠(しゅ)』 寛大な心(言の葉)で優しい性格(珠玉の菓子)を包み、結ばれるご縁を珠紐で表されています。奥がありそうな作品です。多分良寛さまは、そうであったと思われます。

良寛さまが最も重要視されたのは「愛語」なのです。決して言葉を疎かにされませんでした。

愛語の全文は機会があればお読み願うとして、ここではその一部を示します。

『愛語ト云フハ衆生ヲ見ルニマズ慈愛ノ心ヲオコシ、顧愛ノ言語ヲホドコスナリ』『シルベシ愛語ハ愛心ヨリオコル、愛心ハ慈愛ヲ種子トセリ』ここで慈愛とは、「忘己利他(モウコリタ)」に通じ、他者のために生きるのが人間のキーワードと解釈できますが、皆さんの解釈はどうでしょうか。

少し気になり調べました。「包む」は二つの読みがあります。「つつむ」は風呂敷のように覆い隠すの意ですが、「くるむ」は幼児用のおくるみのように中身を守る意が強いです。どうも、「くるむ」=「つつむ」+「中味への愛」とも考えられます。良寛さまには、「くるむ」がお似合いの様です。

『包(つつみ)』 優しく包み込んでる五つのツバ?は、手のひらの珠玉を五本の指で優しく包みこむ

想いと、五行思想の万物は五種類の元素からなると言われることから、自然の地球(皿)に包まれた森羅万象をイメージすることができます。   良寛椿の会 会員 早川 正弘